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2011年6月6日月曜日

3.東北震災ボランティア 向洋高校、幼稚園

3.気仙沼には南部に階上、波止上というところがある。場所が近接したところだが、地元の人の発音だと、はじかみと、はしかみと聞こえるがどちらがどちらかわからない。階上は気仙沼線の階上駅があり、海の方に行くと波止上漁港がある。この港はこの地方の中核の漁港だったようだ。


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今日はボランティアを休み、気仙沼南部から本吉まで被害状況を見てみる。
ボランティアセンターには仮設トイレしかないため、小のほうはいいが、大ともなると使い勝手が悪い。このため、毎朝階上地区の近くにあるセブンイレブンに出かけ、WASHLETで用を足した。その代わりここでは新聞、朝飯、昼飯用のおにぎり、パンを購入した。ただでは悪いもんね。
海の方の波止上漁港の近くの、向洋高校である。










ここは長靴でしっかりした恰好でないと近づけない。ひどい壊され方である。
このあたりが津波前はどんな風になっていたのかまったく想像できない。岬状になっているところで両側から波が来たのだろうか?


ここの生徒は、現在本吉の響高校ともう1校に分散して授業を受けているそうである。
この響高校がボランティアセンターの前方の高台にあった。
朝、7時過ぎに高校のバスがボラセンの前の広場に到着したので、はじめはした団体のボランティアが来たのかなと思った。



次に大谷小学校、中学校を見に行ったが、被災はしていないようだった。しかしそのすぐ裏手にある幼稚園は水につかったようである。





園長先生に話を聞いたが、その当日は、幼稚園に隣接してお年寄りの施設がありそちらの方共々、園児の避難誘導に大変苦労されたとのことでした。結局園児は全員保護者に引き渡したが引き渡した後で、数名の園児が犠牲になったと聞いた。



ここの園児は今は隣接する、小学校の一部を間借りしている。






園長先生にお話を聞かせていただいて、壊れた遊具でもサポートできないかと考えたが、結果的に提案はうまくいかなかった。



この日はその後本吉小泉地区のHボランティアセンターに行き責任者にお話を聞いた。
その後、南三陸町の歌津中学、南三陸のボランティア活動の公民館、志津川中学に赴いた。
いずれも目的に対する成果はあまりなかった。

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