新港まで来た。
一昨日までいたかつお船4隻は1隻のみとなっていた。
残っていたのは第八十三稲荷丸
船から下りてきた、シャツが汗でべったりの船員に ”明日出航すか” と聞くと ”おう” というぶっきらぼうな返事が返ってきた。
マグロ船が入っていた。第62豊進丸
富山県入善町船籍
船の横には富山ナンバーの車が止まっていた。
まだ荷は降ろしていないようだ。
水揚げの準備はできているようだ。
旧港に来たら2隻のマグロ船と、2隻のかつお船が停泊していた。
第三十八高豊丸
これ土佐の船?
第八勝栄丸 鹿児島の串木野船籍
この船ドック上がりなのかペンキがぴかぴかに塗られていた。
そのうしろも第八勝栄丸 焼津のかつお船、
同姓同名だが読み方が違うようである。
昨日まで新港にいた船で水揚げを済まし、遅れたお盆休みとなっているのか?
まだ油も積んでいないようだ。
外港に来て見ると、まき網船が入港していた。
ここでデッキの上でヘリコプターを発見。
相当小ぶりなヘリなので、はじめは無人ヘリかと思ったが、無人ヘリが魚群を探すほどまだインテリジェントであるまい。双眼鏡でもないとよくわからないが、前面が風防のガラス(?)なので1人乗りで探すんだろうか。着陸がデッキの上の狭いところなのでやはりかなり危険には違いない。
焼津の第七わかば丸のようだ
網を揚げるローラ部分を取り外してなんか修理をするようである。
家に帰りネットで調べると遠洋かつお船の倍の760トン、魚倉は1本釣り船の3倍の1200トンとのこと。
海外のまき網船に対抗するために建造されたとか。
1本釣りを考えるとかなり複雑な思いになる。ヘリで飛び回って魚群を見つけ一網打尽。資源は大丈夫かいな。
1本釣りが昔ながらの田植えとすると、これは機械化された田植え、あるいはそれ以上かもしれない。
船内の食堂、居住空間も随分近代化されているようだ。以前見た1本釣り船の船内とは多分かなり違うのであろう。近代的工場の様相
資源を捕り尽くさない”さお釣り”をもっと前面に押し立てるよう、海外との交渉を行ってもらいたいものである。
まき網船の水揚げの荷捌き場・・・バースというのか
ここで奇妙なもの発見
天井の2箇所にカラスよけの設備が付いている。
カラスの首を締め付けるような?人間が聞いていても苦しそうなカラスの悲鳴を流しており、効果があるのか、外にはかなりのカラスがいるのだが、中には少数のカラスの剛の者しかいなかった。
カラスは慣れてくれば効果はだんだん落ちてくるかもしれない。
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