7月12日
低気圧が来ており、今日は朝から天気が悪いし、夕方に向かい悪くなることはあっても、よくなることはないらしい。予報では午後にはかなりの東の強風になるようだ。
雨は弱いようだが、問題は風である。町の郊外まで試走してみたが、予報どうり東の風でやや強め。これからの進行方向は概ね北北西。やや追い風気味で悪くない。
しかし雨の中、無人地帯を行くことは楽しくない。宿のすぐ裏には”沿岸バス”の停留所があり豊富、幌別行きは9:10分がある。電車で豊富から稚内に行く手もある。
大いに迷うが、自転車で行くことにする。
昨日途中で購入した合羽を着て出発
天塩川の河口の橋
天塩川の橋のたもとから河口を見る
雨の中延々とペダルを踏む
オトンルイ風力発電所
幌延町にある
発電機が扁平形をしている。それともギアだけがあり、発電は地下で行っているのだろうか。
全部で28基で5基くらいが停止していた。
取り出した電力は通常の6600V型の電柱で送電されているようでした。(それしかないので、それしか考えられない)
ネットによると750kw/1基だから稼働率を入れて15000kwくらい
そうすると6600V/1300A(相電流)位ということになる。
1300Aでいいのかということネットで調べてみると、33000vで送電しているとのこと。特別高圧の送電線らしい。おかしい、どこにあったのか。それらしい送電線が見れなかった。
このオロロンラインはいたるところ退避、または避難場所という案内がある。
冬にはかなりの地吹雪があるのであろう。
稚咲内というところは集落があるのかと思ったら、どうも内陸に入ればあるみたいで、道路沿いには小さな港のみがあり、建物が数軒、港の周りにあるだけで人の気配がない。
休むところもないが、けつが痛くなっていたので、ずぼらをして短パンでここまで走ってきたのであるが、軒先の雨が当たらないところでビブショーツに着替える。
相変わらず風が強く、小雨
道は平坦で、真横、やや追い風で走りやすいのだが雨。
サロベツ原野は本州では見られない風景
抜海は遠い。時々車は通過するが、通過すれば人の気配がまったくしない
抜海の手前20kmくらいのところだったか、コウホネの家という名前の無人の休憩所があり休んだ。これがきれいな休憩所で、この前後休憩所がない中で、雨、やや強風という状況で、助かった。
抜海手前10km地点小さなお地蔵さんあり。しっかり固定されたHOUSEに入っていた。
ここからは利尻、礼文がはれていればきれいなはずだが
夕来というところらしい。利尻からここまで遠泳で渡った碑はあった。
まわりにはまったく人っ子一人いない。
抜海の手前10数キロから道は地図では北北東に進路が変わる。東、あるいは東北東の風からすると進路はやや向かい風になる。徐々に大変になり始めは、風向きが変わったのかと思った。
稚内に入るには最後にノシャップ岬にある半島を乗り越えていかねばならない。ここで道は完全に北東方向にに変わる。峠を越えなければならないし、向かい風でさらに大変になる。
幸い大変短い登りで、後は下り一直線で市街地へ。
民宿を探すため風をよけ、IPHONEの地図で検索。
ここで10分くらい止まっていたら、体が冷えて猛烈に寒くなってきた。
15:10ころ民宿中山着
民宿に入り、大急ぎで着替え、布団の中にもぐりこんだが、寒い。
16:00風呂に入れる時間になり、早速一番で入浴。金が無くなってきたので郵便局に行っておろしたかったが、外はますます嵐状態になってきたので行きたくない。
有り金を厳密に計算。民宿であまり飲まなければ足りそうだということ判明。
夕食後、寒いのですぐ寝る。
1泊2食6300円
条件が悪く、原生花園あたりでゆっくりできなかったのが残念であった。
0 件のコメント:
コメントを投稿