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2021年12月6日月曜日

2021年12月 永平寺、白山神社、タグ付かに



12月の永平寺は観光客もあまり多くなく静かであった。
北陸特有の天気なのか小雨、曇り、薄日。


広い敷地の中の個々の建物はそれぞれ回廊で結ばれていた。



 禅宗の修行の寺らしくきれいに掃除され無駄なものが殆ど置いてない。
やや寒かったが静かな山門の回廊からの眺めは特に美しくその場に留まり中の中心部の建物をずっと見ていたい気分だった。


 自転車旅行で西欧の多くの教会、聖堂、シャトーなどを見て日本にない美しさに感動もした。しかし西欧のこれらの建築物は建物そのものの見事さであるのに対し、ここ永平寺は建物もさることながら巨木と庭の苔の自然に囲まれ全体としてのその美しさは西欧のそれらを凌駕し世界に誇れるものだ。翻って考えると日本の寺社は山中にあったり、樹木に囲まれ自然と調和している。信仰の基本がキリスト教世界と違うような気がする。
 

 こちらは勝山市にある白山神社。永平寺に感動したので、40分ほど離れた苔で有名だという神社はもう結構と思ったが同行者が行きたいというので出かけた。こちらはさらに拝観者は少なく、社殿はやや古かったが静寂に包まれ再度感動。もう一度行きたい神社だ。近隣には氏子の集落なのか神社のたたずまいに溶け込んだ雰囲気の集落があるようで今度は中をゆっくり歩いてみたい。


6月の雨季の頃がシーズンだというが雪の降る前の12月初頭がいいのではないか。杉の枯れ枝の落ちていないもう少し早い10月から11月かな。


今回の旅行の一番の目的であるタグ付きのカニを食す。


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